SIMカードからeSIMへの切り替えは、
利用しているの携帯電話会社やスマートフォンの種類によって手順が異なるみたいです。
eSIM手続きの種類
多くの携帯電話会社で、SIMカードからeSIMへの変更は、eSIMの再発行として扱われます。
(Web)などのオンライン手続きでは手数料がかからない場合が多いですが、ショップでの手続きは有料となることがあります。※今後値上がりするかも・・・
eSIMクイック転送
iPhoneのユーザーでiOS 16以降を搭載している場合、物理SIMカードからeSIMへの変換を再発行なしで行うことができます。これは主要4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)と
そのサブブランドで対応しており、設定アプリから「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「近くのiPhoneから転送」で手続きできます。
共通する必要なものと注意点
変更の前に、お使いのスマートフォンがeSIMに対応しているか確認が必要です。
特にAndroidスマホの場合は、OSが最新バージョンにアップデートされていることも重要です。
Wi-Fi接続: オンラインでの手続きやプロファイルのダウンロードには、Wi-Fi環境が必要。
手数料
携帯電話会社や手続き方法によっては、eSIMの発行手数料がかかる場合があります。
例えば、ドコモでは3,850円(税込)が必要になる。
ただし、auやUQモバイル、ahamo、日本通信SIMなど、オンライン手続きでは手数料が無料の場合もあります。
EIDの入力
機種によっては、eSIMの識別番号であるEID(eSIM ID)の入力が必要になることがあります。
1台のスマホにのみ登録:
eSIMの情報は1台のスマホにしか登録できません。機種変更の際はeSIMの再発行が必要になります。
キャリアごとの手続き例
au/UQモバイル
My au(Web)/My UQ mobile(Web)からeSIMの再発行手続きを行い、回線切り替え、プロファイルのダウンロードで完了します。オンラインでの変更手数料は無料です。
ドコモ/ahamo
ドコモのSIMのみ新規・契約変更ページやahamoのWebサイトから手続きし、eSIMプロファイルをダウンロードします。ahamoでは手数料は不要です。
ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO
オンラインショップでeSIMを使う機種を選択し、eSIMプロファイルをダウンロードして設定します。
楽天モバイル
my楽天モバイルよりeSIMの変更手続きを行い、プロファイルをダウンロードします。iPhoneの場合はeSIMクイック転送も利用できる
日本通信SIM
マイページから「eSIMに変更/再発行」を選択して手続きします。1年に3回まで手数料は無料です。
もしよろしければ、お使いの携帯電話会社やスマートフォンの種類を教えていただければ、より具体的な手続き方法をご案内できます。また、eSIMのメリットやデメリットについてもお話できますが、いかがでしょうか?
eSIMのメリット

eSIMの最大の魅力は、その手軽さと柔軟性。
オンラインで手続きが完結 SIMカードの到着を待ったり、店舗に足を運んだりする必要がなく、
オンラインで契約から開通まで手続きをすべて行えます。早ければ数時間、
最短1時間以内に利用開始できることもあります。
紛失・破損のリスクがない 物理的なSIMカードのように抜き差しが不要なため、
SIMカードの紛失や破損の心配がない。
複数キャリアの利用(デュアルSIM) 1台のスマホで複数のeSIMプロファイルを保存し、
キャリアの回線を使い分けられます。例えば、仕事用とプライベート用で番号を分けたり、
データ通信量が多いプランと通話料金が安いプランを組み合わせたりすることで、
月額料金を抑えることも可能です。また、メイン回線で通信障害が発生しても、
別の回線に切り替えてインターネットを利用できるため安心です。
海外での利用に便利 海外旅行や出張の際も、現地のeSIMをオンラインで契約し、
すぐに利用開始できます。物理SIMカードのように現地でSIMカードを購入したり、
紛失を心配したりする必要がなくなります。
SIMロック解除が不要 SIMロックされている端末でも、eSIMと物理SIMを併用して異なる
キャリアの回線を利用できる場合があります。
eSIMのデメリット・注意点
便利なeSIMですが、利用する際にはいくつか注意しておきたい点もあります。
eSIM対応機種とキャリアの限定性 まだすべてのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではありません。特に古い機種では対応していないことがあります。
また、すべての携帯電話会社や格安SIMがeSIMに対応しているわけではないため、
利用したいキャリアがeSIMを提供しているか確認が必要です。
初期設定にWi-Fi環境が必要 eSIMを利用開始する際には、
eSIMプロファイルのダウンロードが必要なため、Wi-Fi環境が必須となります。
機種変更・端末故障時の手続きの煩雑さ 物理SIMカードのように新しいスマホに差し替えるだけで使えるわけではないため、機種変更や端末が故障した際にはeSIMの再発行手続きが必要になります。オンラインでの手続きが主体となるため、自分で説明書を読んで設定を行う必要があります。
複数端末での使い回しが難しい eSIMは一度端末に紐付けられると、他の端末への転送が困難な場合があります。頻繁にデバイスを切り替えるユーザーや、複数人での共有には不向きです。
データ通信専用プランの存在 一部のeSIMプランはデータ通信専用で、電話番号が付属しない場合があります。海外での利用時など、現地の電話番号が必要な場面では不便を
感じる可能性があります。
セキュリティのリスク eSIMはオンラインで管理されるため、SIMスワップ詐欺や不正アクセスといったデジタル特有のリスクが全くないわけではありません。
現在のところ、eSIMへの移行は今後さらに普及が進み、利便性が向上していくと思います。
