正月とは、、1月1日から1月7日の松の内や1月15日の小正月までを指すのが一般的。正月には、新年の神様である「年神様」を各家庭でお迎えして1年の幸せをたくさん授かるべく、さまざまな行事が行われます。なかでも多くの人との関わりが深い、「おせち料理」「お年玉」「初夢」について、由来や意味、楽しみ方を紹介します。
1番気になるお年玉🧧
お年玉は歴史が古く、これには昔から伝えられている特別な意味があるのです。昔、ほとんどの日本人は神様を信じていました。そして、1年の最初であるお正月には、それぞれの家に神様がやってくると思っていたのです。
お正月に、かざりつけをしたりおそなえをしたりするのは、すべてこの神様のためだったのです。正月に家にやってきた神様は、おそなえをしてくれたお返しとして、その家の人たちに「新しい魂」を与えます。神様からもらった新しい魂。この新しい魂のおかげで、人々はまた1年間健康に生きていくことができると考えていたのです。
このようなことを昔の人は本当に信じていました。そして、お年玉というのは、神様からもらった新しい魂のことだったのです。
それが現在のようにお金にかわってしまい、しかも子供しかもらえないものになったのにも理由があります。
昔、神様からお年玉をもらえるのは、家の代表の人だけでした。つまり、ほとんどはお父さんであったのです。そこで、お父さんは神様からもらった目に見えないお年玉を、お金や記念品のような目に見える形にして、子供たちにわけてあげたわけです。
これが現在のお年玉のはじまりなのです。
御節料理
おせち料理は本来、お正月だけのものではありませんでした。元旦や五節句などの節日を祝うため、神様にお供えして食べるものを「御節供」と呼んでいたそうです。江戸時代にこの行事が庶民に広まると、一年の節日で一番大切なお正月にふるまわれる料理を「おせち料理」と呼ぶようになったそうです。
暮らしや食文化が豊かになるに従い山海の幸を盛り込んだご馳走、現在のおせちができたそうです。
初夢とは
「初夢」とは、新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のこと。 大晦日の夜から元日にかけて見る夢を指すと考える人も多いでしょうが、元日から2日にかけて見た夢とする説が一般的といわれています。 ただ、元日はずっと起きていて2日に寝たのなら、2日から3日にかけて見た夢
良い夢を….そして、いい年になりますように
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