車のバッテリー
納車の時に新品バッテリーに変えてもらった、うちのRX-7(FD3S)
Panasonicカオスの(100D23L)が載っています。
かれこれ、納車した時だから、5年経っています。まだまだ、セルを回してくれたますが、オーバーホールしてから、徐々に元気がない気がしてきました。朝イチが・・・そろそろバッテリーかな?
因みに、電圧はあります。 多分セルを回す力が弱ってる感じかな?
そこで、同じような金額出して、バッテリーを買うなら、ドライバッテリーが良いかなと思い調べてみました。
ドライバッテリーとは
一般的に使われている、中身を電解液で満たしたバッテリーのことをウェットバッテリーと呼びます。 一方で、ウェットバッテリーとは異なり中身を液体ではなく、ゲル状にしたり電極に電解液を染み込ませたりしたバッテリーのことをドライバッテリーと呼びます。
ドライバッテリーのメリットとデメリットと充電
通常車に装着されているバッテリー(液体の希硫酸が入っているもの)に対してオプティマなどに代表されるドライバッテリーと言われるバッテリーがあります。
これは希硫酸を紙のようなものに吸い込ませたりやゲル状にすることで液体を無くした物(=ドライ)のためそう言われており、一般的に瞬間的に取り出すことのできる電流が通常のバッテリーに比べて多く、装着方法に自由があり寿命が長いなどといわれています。
メリット
ドライバッテリーを装着した方もセルの回り方が力強くなった、始動性が良くなったという印象を持ちます。ドライバッテリーは大電流を取り出せる、メンテナンスフリー等のメリット
デメリット
ドライバッテリーにも欠点があります。“良いと言われているドライバッテリーを装着したけど1年持たずに使えなくなった”という話をちょくちょく聞きますが、これこそがドライバッテリーの欠点の一つです。
ドライバッテリーは大電流を取り出せる、メンテナンスフリー等のメリットが
全面に出されており、
液入りバッテリーに比べて非常に丈夫で長寿命なバッテリーという認識になってしまっています。
欠点というのは車に装着したまま高い耐久性を持って使い続けられるという
誤った認識によるものです。
確かに自己放電が少なく長期間保管してもエンジンの始動が可能ですが、
これはバッテリー端子を接続していない状態ということになります。
エンジンを長期間始動させないのでバッテリー端子を外しておけば、再度バッテリー端子を接続するとエンジンの始動は可能になると思いますが、バッテリー端子を接続したまま放置しておくと当然バッテリーは上がってしまいます。
というのは車というのはエンジンを停止して鍵を抜いている状態でも常に微量の電流(30~60mA)を消費しているためです。
バッテリーに蓄えられている電気の容量は当然上限があるわけですから、常に電気を流していると充電(エンジンを掛けるなど)しなければ上がってしまいます。
たまにしか車に乗らない人が装着するとあっという間に寿命がきてしまうというのはこのためです。
たまにしか車に乗らない
↓
放置している間に消費した電気の量を車にのっている間に充電しきれない
↓
常に満充電ではない
↓
サルフェーションなどにより電極版にダメージが蓄積
↓
使用期限がくる
これはドライバッテリーだけでなく液入りバッテリーを含めた全てのバッテリーの宿命です。
リチウムイオン電池等の充電可能な乾電池の保管は容量のおおよそ80%程度で保管するのが良いとされていますが、硫酸の入った液入り、ドライを含めた自動車用バッテリーは常に満充電で保管されるのが最も寿命が長くなる状態となります。
バッテリーに蓄えられている電気の容量は比重計を使うことで判断することが出来ますが、ドライバッテリーは密封されているので比重計を使うことは出来ず電圧で判断するのが最も簡単です。
ドライバッテリーの種類にも寄るので一概には言えませんが、詳しくはOPTIMAバッテリーの電圧-容量を御覧ください。
充電
あまり車に乗らないけれどどうしてもドライバッテリーを使いたいと言う人はドライバッテリー専用の充電器を購入してバッテリーの電圧が下がったと思ったら頻繁に充電してあげれば寿命は通常のバッテリーよりも長くなるようです。
また、全てのバッテリーには寿命がありますが、寿命を迎えたバッテリーの状態として金属板に結晶が発生するサルフェーションという状態があります。
365日繋げっぱなしで、乗る時にだけ外せばいい充電器もあるよ。
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