「またタバコ値上げか……」
2026年に入ってから、そう感じている人も多いのではないでしょうか。
しかも今回は、2026年10月1日からPloom・IQOS・gloなどの加熱式たばこが再び値上げされます。
「結局、自分が吸っている銘柄はいくらになるの?」
これが一番気になるところですよね。
そこで今回は、2026年9月15日時点で確認できる情報をもとに、
- どのメーカーが値上げするのか
- どの銘柄がいくらになるのか
- 1箱あたり何円上がるのか
- 2026年だけでどれくらい値上がりしたのか
- 紙巻きたばこはどうなるのか
- 2027年以降も値上げは続くのか
- SNSではどんな反応が出ているのか
まで、まとめて整理します。
結論:2026年10月1日の値上げは、加熱式たばこが中心です。
JTのPloomは一律40円アップ。
IQOSは20~30円アップ。
gloは20~40円アップ。
つまり「10月から全部40円値上げ」というわけではありません。
※価格は税込・1箱あたり。記事内の情報は2026年9月15日時点で確認できたものです。今後追加の価格改定が発表される可能性があります。
目次
- 2026年10月のたばこ値上げ、結局いくら上がる?
- 【一覧表】Ploom・IQOS・gloの新旧価格
- Ploomは全31銘柄が40円値上げ
- IQOSは20~30円値上げ
- gloは20~40円値上げ
- 紙巻きたばこは10月1日に全部上がるわけではない
- 2026年だけで見ると、かなり値上がりしている
- 「吸う人が減ったら税収も減るのでは?」という疑問
- SNSではどんな反応が出ている?
- 2027年以降も値上げは続く?
- たばこ代を月・年単位で計算してみる
- まとめ
1.2026年10月のたばこ値上げ、結局いくら上がる?
まず、今回の値上げを簡単にまとめます。
| メーカー | ブランド | 現行価格 | 10月1日以降 | 値上げ |
|---|---|---|---|---|
| JT | Ploom・EVO | 580円 | 620円 | +40円 |
| JT | Ploom・MEVIUS | 550円 | 590円 | +40円 |
| JT | Ploom・CAMEL | 530円 | 570円 | +40円 |
| IQOS | TEREA | 620円 | 640円 | +20円 |
| IQOS | SENTIA | 570円 | 590円 | +20円 |
| IQOS | MIIX | 560円 | 590円 | +30円 |
| glo | neo | 530円 | 570円 | +40円 |
| glo | KENT | 520円 | 550円 | +30円 |
| glo | Lucky Strike | 480円 | 500円 | +20円 |
| glo | virto | 580円 | 600円 | +20円 |
※同じブランドでも商品によって価格・対象が異なる場合があります。
今回のポイントは、メーカーによって値上げ幅が違うことです。
「加熱式たばこ=40円値上げ」と覚えてしまうと間違います。
2.【一覧表】Ploom・IQOS・gloの新旧価格
ここからは、もう少し詳しく見ていきます。
JT「Ploom」
| ブランド | 現行 | 10月1日~ | 値上げ |
|---|---|---|---|
| EVO | 580円 | 620円 | +40円 |
| MEVIUS | 550円 | 590円 | +40円 |
| CAMEL | 530円 | 570円 | +40円 |
JTは2026年8月5日付で、Ploom用たばこスティックについて10月1日からの価格改定を公表しています。
対象は全31銘柄で、EVO・MEVIUS・CAMELの各シリーズが、それぞれ40円値上げされます。
出典:JT「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定の認可について」(2026年8月5日)
3.Ploomは全31銘柄が40円値上げ
Ploomユーザーにとっては、今回かなり分かりやすい値上げです。
全31銘柄が一律+40円。
例えば、
EVO
580円
↓
620円
MEVIUS
550円
↓
590円
CAMEL
530円
↓
570円
となります。
1箱だけ見ると「40円か」と感じますが、毎日吸う人にとっては話が変わってきます。
1日1箱なら、
40円 × 30日
= 月1,200円
1年間なら、
40円 × 365日
= 14,600円
です。
「40円くらいなら……」と思っていても、年間では結構な金額になります。
4.IQOSは20~30円値上げ
IQOSはPloomと違って、すべてが40円アップではありません。
| IQOS | 現行 | 10月1日~ | 値上げ |
|---|---|---|---|
| TEREA | 620円 | 640円 | +20円 |
| SENTIA | 570円 | 590円 | +20円 |
| MIIX | 560円 | 590円 | +30円 |
フィリップ モリス ジャパンは、IQOS関連の加熱式たばこ54銘柄について、2026年10月1日から価格を改定しています。
TEREAは620円→640円。
SENTIAは570円→590円。
MIIXは560円→590円。
となります。
出典:フィリップ モリス ジャパンの2026年8月26日付価格改定発表、財務省の製造たばこ小売定価認可情報。
5.gloは20~40円値上げ
gloも一律ではありません。
| glo | 現行 | 10月1日~ | 値上げ |
|---|---|---|---|
| neo | 530円 | 570円 | +40円 |
| KENT | 520円 | 550円 | +30円 |
| Lucky Strike | 480円 | 500円 | +20円 |
| virto | 580円 | 600円 | +20円 |
特に目につくのが、
Lucky Strikeが500円になること。
これまで480円だったものが、10月から500円になります。
「ついに500円か……」
と感じる人も少なくなさそうです。
BATジャパンは2026年8月18日に、glo専用スティックの10月1日付価格改定を公表しています。
6.紙巻きたばこは10月1日に全部上がるわけではない
ここは非常に重要です。
「10月1日からたばこが値上げ」
というニュースだけを見ると、
セブンスターやメビウスなどの紙巻きたばこも全部上がるの?
と思ってしまいます。
しかし、今回の10月1日の値上げの中心は加熱式たばこです。
紙巻きたばこについては、2026年中にも別の日程で価格改定が行われています。
例えばJTでは、2026年7月1日にキャメル・クラフトなど一部銘柄が値上げ。
フィリップ モリス ジャパンでも2026年9月1日に一部の紙巻きたばこが値上げされています。
つまり、
「10月1日に全部のたばこが一斉値上げ」ではありません。
ここは覚えておきたいところです。
7.2026年だけで見ると、かなり値上がりしている
今回の10月値上げだけを見ると、
「20円~40円か」
と思うかもしれません。
ところが、2026年はすでに複数回の価格改定が行われています。
例えば代表的な銘柄では、
TEREA
2026年3月まで
580円
↓
2026年4月
620円
↓
2026年10月
640円
つまり年初と比べると、
+60円
です。
Ploom MEVIUS
520円
↓
550円
↓
590円
年初と比べて、
+70円。
Ploom EVO
550円
↓
580円
↓
620円
こちらも、
+70円。
glo neo
500円
↓
530円
↓
570円
こちらも、
+70円。
1回の値上げだけを見るのではなく、**「2026年だけで何円上がったのか」**を見ると、印象がかなり変わります。
8.「吸う人が減ったら税収も減るのでは?」という疑問
ここは、元記事でも触れていた部分です。
「たばこを値上げしたら、吸う人が減る」
↓
「だったら税収も減るんじゃないの?」
という疑問。
これは確かに単純な話ではありません。
たばこ税収は、基本的には
販売数量 × 1箱あたりの税負担
などによって決まります。
そのため、喫煙者や販売数量が減れば、税収には減少方向の力が働きます。
一方で、価格や税負担が変われば、1箱あたりの税収も変わります。
つまり、
「喫煙者が減れば必ず税収が増える」
でも、
「値上げしたら必ず税収が減る」
でもありません。
実際にどちらへどれだけ動くかは、販売数量や税率、価格改定など複数の要因を見る必要があります。
9.じゃあ、国は何のためにたばこの税負担を上げるの?
ここも誤解されやすいところです。
たばこ税には、
- 財源確保
- 消費抑制
- 紙巻きと加熱式の税負担差の調整
など、複数の政策的な側面があります。
特に2026年の加熱式たばこについては、課税方式の見直しが大きなポイントです。
これまで加熱式たばこは、紙巻きたばこと単純には比較できない独自の課税方式が使われていました。
そこで課税方式を段階的に見直し、2026年4月と10月に変更が行われています。
JTも今回の価格改定について、
「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴う」
と明記しています。
出典:JT、2026年8月5日。
10.SNSではどんな反応が出ている?
ここは今回、実際のSNS検索も確認しました。
2026年9月時点のSNS・リアルタイム検索では、
「また値上げか」
という反応だけではありません。
例えば、
「IQOS、グロー系が値上げって聞いた」
「10月からまた値上げ……」
「センティアですら600円近くになる」
といった反応が見られます。
一方で、
「紙巻きなので今回はそのまま」
という反応もありました。
さらに、
「今のうちに買っておこう」
という動きも確認できます。
ここは、今回の記事に追加しておく価値があるポイントです。
ただし、SNSの投稿は個人の感想であり、価格情報の根拠として使うものではありません。
価格については必ず、
財務省・JT・フィリップ モリス ジャパン・BATジャパンなどの公式情報を優先
するのがおすすめです。
11.1日1箱なら、年間いくら変わる?
ここが個人的には一番分かりやすいところだと思います。
例えば40円値上げの場合。
1日1箱
40円 × 365日
= 14,600円/年
1日2箱
80円 × 365日
= 29,200円/年
1日3箱
120円 × 365日
= 43,800円/年
「たった40円」と考えるか、
「年間14,600円」と考えるか。
同じ値上げでも、見え方が全然違います。
12.2027年以降も値上げは続く?
ここも気になるところです。
2026年10月の加熱式たばこの課税方式見直しが終わったからといって、たばこの税負担について何も変化がなくなるわけではありません。
財務省の税制改正資料では、2027年4月、2028年4月、2029年4月に、たばこ税の税率を段階的に引き上げることが示されています。
1本あたり0.5円ずつ、3段階。
20本入りに単純換算すると、
1回あたり約10円
の税額増加に相当します。
3回なら、
約30円。
ただし、これは「税額の増加分」であって、実際の店頭価格が必ずそのまま10円ずつ上がるという意味ではありません。
実際の小売価格は、メーカーによる価格改定と財務大臣の認可などを経て決まります。
13.「また値上げか」と思ったら、一度年間コストを見る
たばこの値上げは、1箱単位で見ると小さく感じます。
20円。
30円。
40円。
でも、毎日買うものなら話は別です。
例えば40円値上げの場合、
| 期間 | 追加負担 |
|---|---|
| 1日 | 40円 |
| 1週間 | 280円 |
| 1か月(30日) | 1,200円 |
| 6か月 | 7,300円 |
| 1年 | 14,600円 |
こうやって見ると、
「40円の値上げ」ではなく「年間14,600円の負担増」
と考えられます。
もちろん実際の負担額は、吸う本数や購入頻度によって変わります。
14.今回の値上げをまとめると
2026年10月1日の値上げを整理すると、
Ploom
+40円
EVO
580円 → 620円
MEVIUS
550円 → 590円
CAMEL
530円 → 570円
IQOS
+20~30円
TEREA
620円 → 640円
SENTIA
570円 → 590円
MIIX
560円 → 590円
glo
+20~40円
neo
530円 → 570円
KENT
520円 → 550円
Lucky Strike
480円 → 500円
virto
580円 → 600円
15.結局、一番大事なのは「自分の銘柄」
今回の値上げは、
「たばこが40円値上げ」
と覚えるより、
「自分が吸っている銘柄が何円になるのか」
を見るほうが正確です。
同じ加熱式でも、
20円アップのものもあれば、
30円、
40円アップのものもあります。
さらに2026年はすでに複数回の価格改定が行われています。
そのため、
10月だけを見るのではなく、2026年の年初価格と比較する
のがおすすめです。
まとめ|たばこ値上げは「1箱」ではなく「年間」で見るとヤバい
2026年10月1日から、加熱式たばこを中心に価格改定が行われます。
今回のポイントを最後にまとめます。
- Ploomは全31銘柄が+40円
- EVOは580円→620円
- MEVIUSは550円→590円
- CAMELは530円→570円
- IQOSのTEREAは620円→640円
- SENTIAは570円→590円
- MIIXは560円→590円
- gloのneoは530円→570円
- KENTは520円→550円
- Lucky Strikeは480円→500円
- gloのvirtoは580円→600円
- 10月1日にすべての紙巻きたばこが値上げされるわけではない
- 2026年はすでに複数回の価格改定が行われている
- 2027年以降もたばこ税の段階的な引き上げが予定されている
そして何より、
「たった20円、30円、40円」ではなく、毎日吸う人にとっては年間で数千円~数万円単位の差になる
というところがポイントです。
値上げのたびに、
「またかよ……」
と思ってしまいますが、一度自分が年間でいくら使っているのか計算してみると、意外と大きな金額になっているかもしれません。
今後も新しい価格改定が発表された場合は、この記事に追記していく予定です。
※本記事は2026年9月15日時点で確認できた情報をもとに作成しています。価格・対象銘柄は変更される可能性があります。最新情報は各メーカーおよび財務省の公式発表をご確認ください。
出典
・財務省「製造たばこの小売定価の認可」
・財務省「たばこ税等に関する資料」
・JT「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定の認可について」2026年8月5日
・JT「加熱式たばこに係る課税方式の見直しに伴うたばこの小売定価改定について」2026年7月15日
・BATジャパン ニュースルーム 2026年8月18日
・フィリップ モリス ジャパン 2026年8月26日付価格改定情報
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