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FD3Sのブレーキ交換、結局いくらかかる?

RX-7 / FD3S

FD3S(RX-7)のブレーキをリフレッシュしたい。

そう思ったとき、気になるのがやっぱり、

「全部でいくらかかるの?」

ということ。

ブレーキローターだけなら数万円。

パッドだけなら3万円前後。

でも、

  • ローター
  • パッド
  • キャリパー
  • ブレーキホース
  • ブレーキフルード
  • キャリパーOH
  • 工賃

まで考えると、話は変わってきます。

さらに4POTや6POTのビッグキャリパーまで入れると、予算は一気に上がります。

そこで今回は、

30万円以内

50万円前後

80万円前後

100万円以上

という4つの予算帯に分けて、

FD3Sならどんなブレーキを組むべきなのか?

を考えてみます。


結論|FD3Sのおすすめ予算はどこ?

先に結論です。

💰30万円以内

純正17インチブレーキを徹底リフレッシュ

街乗り~ワインディングなら、まずここ。


💰50万円前後

4POT+330mmクラス

街乗り+ワインディング+スポーツ走行まで考えるなら、このあたりが非常に魅力的。


💰80万円前後

4POT+340~355mm、または6POT+330mmクラス

走りをかなり重視する人向け。


💰100万円以上

フロント+リアを含めた本格的なブレーキシステム

ハイパワーFD3S、ハイグリップタイヤ、サーキット連続周回などを想定。


まず知っておきたいこと

今回の記事でいう、

30万円・50万円・80万円・100万円以上

は、

「メーカーがこの価格で販売しているセット」

という意味ではありません。

FD3Sのブレーキは、

  • 年式
  • 16インチ/17インチ仕様
  • キャリパー
  • ホイール
  • ローター
  • パッド
  • ブレーキライン
  • フルード
  • 追加部品

によって価格が変わります。

また、取り付け工賃はショップごとに異なるため、全国一律の金額は確認できません。

そのためこの記事では、

確認できた部品価格+現実的な予算枠

として紹介します。


FD3Sの17インチ純正ブレーキを基準にする

まずFD3Sの17インチ仕様。

メーカー・製品によって表記差がありますが、フロントはおおむね、

約313~314mm×32mm

クラスが基準になります。

ここをベースとして、

純正

330mm

340mm

355mm

と大型化していくイメージです。

そして、

4POT

6POT

というのはキャリパーのピストン数。

つまり、

「330mm」と「4POT」は別の要素

です。


💰予算① 30万円以内

純正17インチを徹底的にリフレッシュ

まず一番おすすめしたいのがこれ。

FD3Sを街乗り~ワインディング中心で乗るなら、

無理にビッグキャリパーへ交換する必要はありません。

むしろ30万円以内なら、

「純正ブレーキを最高の状態に戻す」

という考え方がおすすめです。


30万円仕様の基本構成

フロント・リアローター

DIXCELなどの高性能ローター

ブレーキパッド

ENDLESS MX72など

ブレーキライン

ステンレスメッシュ

ブレーキフルード

高性能DOT4/DOT5.1系

キャリパー

純正キャリパーを点検・必要に応じてOH


ローターはいくら?

DIXCELのFSタイプでは、FD3S 17インチ車用フロントが販売されており、販売価格の一例では41,360円

リアについては販売例で約3万円台が確認できます。

前後セットにすると、

約7万円台~

がひとつの目安になります。

ただし年式・仕様によって品番が異なるため、購入前の適合確認は必須です。

DIXCEL自身も車種・型式から適合検索する仕組みを用意しています。


パッドは?

ENDLESS MX72のFD3S用前後セットは、販売価格の一例として、

約33,000円

が確認できます。

つまり、

ローター:約7万円台

パッド:約3.3万円

ここまでで、

約10万円台

です。


ブレーキホースも交換

FD3Sは製造からかなり年月が経っています。

そこでローターやパッド交換のタイミングで、ブレーキラインも確認したいところ。

ENDLESSのスイベル・レーシングは、

税込28,050円~

となっています。

FD3S用1台分セットの販売例では、

29,660円

が確認できます。


フルード

例えばENDLESS RF-650は500mlで販売例が約2,500円。

ただし交換作業では必要量や工賃が別にかかります。


30万円以内の予算イメージ

部品予算目安
前後ローター約7~10万円
前後パッド約3~4万円
ブレーキライン約3万円
フルード約3,000~5,000円程度
キャリパー点検・OH車両状態による
工賃店舗見積もり
その他消耗品数千~数万円
合計予算約15~30万円枠

工賃・キャリパーOH・固着部品などの状態によって変わるため、30万円で確実に収まるとは確認できません。


30万円仕様がおすすめな人

  • FD3Sを大切に長く乗りたい
  • 街乗り中心
  • ワインディングを楽しむ
  • サーキットには行かない
  • 純正17インチを維持したい
  • コストを抑えたい

こういう人なら、

まず30万円仕様から考える

のがかなり合理的です。


💰予算② 50万円前後

4POT+330mmを狙う

ここからがブレーキチューニングらしくなってきます。

50万円前後まで予算を取れるなら、

4POT+330mm

がかなり魅力的。

BiotにはFD3S 17インチ用として、

Brembo F50 4POT+330mm×32mm

のキットが設定されています。

掲載価格は、

380,000円

です。

キャリパー重量は3.3kgとされています。


4POT+330mmだけで約38万円

ここがポイント。

キャリパーキットだけで、

38万円

です。

つまり、

38万円

ブレーキフルード

必要に応じてホース

取り付け工賃

となります。

そのため、

「50万円あれば全部余裕」

とは言い切れません。

むしろ、

50万円前後

フロント4POT化を中心に考える予算

と考えた方が現実的です。


50万円仕様ならどう組む?

私なら、

フロント

4POT+330mm

パッド

キット対応品

ブレーキライン

必要ならステンレスメッシュ

フルード

高性能DOT4/DOT5.1

リア

純正17インチを点検・リフレッシュ

という方向で考えます。


50万円仕様の魅力

最大のメリットは、

純正17インチから一段上のブレーキフィールを狙えること。

ワインディングでブレーキを強く使う人や、サーキットを始めたい人には魅力的です。

ただし、

330mmだから17インチなら必ず装着できる

わけではありません。

ホイールの形状・サイズ・インセットなどを確認してください。


💰予算③ 80万円前後

4POT+340~355mm or 6POT+330mm

ここまで予算を取れるなら、かなり選択肢が増えます。


4POT+340mm

BiotにはFD3S 17インチ用、

Brembo F50+340mm×32mm

が設定されています。

掲載価格は、

380,000円

です。

330mmと同じ価格設定なので、

「せっかくなら340mm」

と考えたくなります。

しかし、重要なのは、

大きければいいわけではない

ということ。

前後バランス、ホイールクリアランス、車両重量、タイヤ、用途まで考える必要があります。


4POT+355mm

さらにBiotには、

Brembo F50 4POT+355mm×32mm

も設定されています。

掲載価格は、

390,000円

です。

つまり、

330mm → 380,000円

340mm → 380,000円

355mm → 390,000円

という価格設定。

ローター径だけを見ると、

「じゃあ355mmでいいじゃん」

となります。

しかし、ここがブレーキ選びの難しいところ。

ホイールクリアランスと前後バランスが別問題として出てきます。


6POT+330mmという選択肢もある

6POTだから必ず355mmというわけではありません。

例えばKNIGHT SPORTSでは、

6POT+330mm×32mm

のスポーツブレーキキットが設定されています。

税込価格は、

374,000円

です。

キットには、

  • 6POTキャリパー
  • 330mm×32mm 2ピースローター
  • ブレーキパッド
  • 専用ブレーキホース
  • ブレーキフルード

などが含まれる構成です。

これは非常に面白い選択肢です。


6POT=巨大ローターではない

ここは覚えておきたいポイント。

例えば、

6POT+330mm

という設計もあります。

つまり、

「6POTだから355mm」

ではありません。

キャリパー、パッド、ローター、熱容量、ホイールクリアランスなどを総合的に設計することが重要です。


80万円仕様ならどうする?

ここまで予算があるなら、

A案

4POT+340~355mm

リア純正系リフレッシュ


B案

6POT+330mm

リア純正系リフレッシュ


C案

フロントビッグキャリパー

リア強化

を検討します。

個人的には、

FD3Sを街乗り+ワインディング+たまにサーキット

なら、無理に355mmへ行かず、

330~340mmクラス+4POT/6POT

をまず検討したいです。


💰予算④ 100万円以上

ここからは「本気のFD3S」

100万円以上の予算をブレーキに投入するなら、単純なフロントキャリパー交換ではなく、

前後ブレーキシステム全体

を考える段階です。


フロント6POT+355mm

BiotにはFD3S 17インチ用として、

Brembo 6POT Type-R+355mm×32mm

のキットがあります。

掲載価格は、

500,000円

です。

キャリパー重量は3.6kg。

ここまでで50万円。


さらにリアを強化すると?

BiotにはFD3S 17インチ用として、

リア Brembo 2POT ツインキャリパー+355mm

という非常に本格的なシステムもあります。

価格は、

650,000円

の受注生産。

つまり、

フロント

50万円

リア

65万円

115万円

です。

これだけで100万円を超えます。

さらに、

  • ブレーキライン
  • フルード
  • 取り付け
  • セッティング
  • ホイール確認
  • 必要な追加部品

などが加わります。

したがって、

前後本格ビッグブレーキなら100万円超え

というのは、決して大げさな話ではありません。


100万円以上の世界

ここまで来ると、

「街乗りで必要だから」

というより、

サーキットでブレーキを酷使するためのシステム

という考え方になります。

例えば、

  • 高出力化
  • ハイグリップタイヤ
  • 車両軽量化
  • サーキット走行
  • タイムアタック
  • 連続周回

などを行うFD3S。

こういう車両なら、

熱容量と安定性

にお金を掛ける意味があります。


予算別比較

予算おすすめ構成用途
~30万円純正17インチ+ローター+パッド+ライン街乗り
~50万円4POT+330mmワインディング
~80万円4POT+340~355mm / 6POT+330mmスポーツ走行
100万円~前後ビッグキャリパー本格サーキット

「30万円」と「50万円」の差は大きい

ここはFD3Sオーナーにぜひ伝えたい。

30万円までなら、

純正ブレーキを完璧にする

という方向。

50万円になると、

フロントブレーキそのものを別物にする

という選択肢が出てきます。

つまり、

30万円

リフレッシュ

50万円

アップグレード

80万円

本格スポーツ

100万円~

レーシング寄り

というイメージです。


ただし「高い=止まる距離が短い」ではない

これは非常に重要。

100万円のブレーキを付けても、

タイヤのグリップが限界なら、

それ以上の制動力は路面へ伝えられません。

ブレーキ性能を決めるのは、

ブレーキだけではない。

タイヤ

サスペンション

ブレーキ

ABS

路面

これらの組み合わせです。


FD3Sではタイヤも予算に入れたい

例えば、

100万円を全部ブレーキに使う

より、

60万円のブレーキ+40万円のタイヤ・足回り

の方が、車全体として速くなるケースもあります。

これはFD3Sをサーキットで走らせるなら特に重要です。


ブレーキ交換で意外と忘れがちな費用

ここからが実際の見積もりで重要です。


① ブレーキフルード

数千円~。

ただし工賃は別。


② ブレーキホース

ENDLESSのスイベル・レーシングは、

税込28,050円~

FD3S用1台分の販売例では、

29,660円

でした。


③ キャリパーOH

純正キャリパーを使う場合、状態によってOHが必要になります。

ただし、

車両ごとの状態が分からないため、全国一律の価格は確認できません。


④ 固着したボルト・配管

30年以上経過しているFD3Sでは、

「ローター交換だけのつもりだったのに……」

というケースも考えられます。

ここは予備費を取っておきたいところ。


⑤ ホイールスペーサー

ビッグキャリパーでは、ホイールとのクリアランス確保のためスペーサー等が必要になる場合があります。

ただし、

スペーサーで逃がせば必ずOK

ではありません。

メーカーの適合確認を優先してください。


だから「部品代ぴったり30万円」は危険

例えば、

部品代28万円

工賃5万円

合計33万円。

こうなります。

なので、

30万円予算なら部品代は25万円程度まで

に抑えておく。

という考え方がおすすめです。


KEN97 GARAGEおすすめ予算配分

私ならこう考えます。

🚗 街乗りFD3S

予算20~30万円

ローター

パッド

ホース

フルード

キャリパー点検

これで十分狙えます。


🏁 ワインディングFD3S

予算40~50万円

4POT

330mm

パッド

フルード

必要なライン類

このあたり。


🏎 サーキットFD3S

予算60~80万円

4POT

340~355mm

または

6POT

330mm

スポーツパッド

ブレーキライン

フルード

リア側の強化・リフレッシュ


🔥 本気のFD3S

予算100万円~

フロント6POT

大径ローター

リア強化

高温対応パッド

ブレーキライン

フルード

必要な冷却対策

という本格仕様。


個人的に一番おすすめしたいのは?

ここまで調べて、KEN97 GARAGEとして一番おすすめしたいのは、

「純正17インチを極上にする」

です。

「え?」

と思うかもしれません。

でもFD3Sの場合、

純正17インチブレーキを正常な状態に戻すだけでも、かなり意味があります。

特に、

  • ローター摩耗
  • パッド摩耗
  • キャリパー固着
  • ブレーキホース劣化
  • フルード劣化

があるFD3Sなら、

新品状態に近づけるだけでも大きな違いがあります。


そして次のステップが4POT

それでも、

「もっとブレーキを楽しみたい」

なら、

4POT+330mm

が面白い。

価格と性能のバランスを考えると、

FD3Sのワインディング仕様としてかなり魅力的なゾーン

です。


6POTは「必要になってから」でいい

6POTはカッコいい。

これは間違いありません。

FD3Sに6POT。

めちゃくちゃカッコいいです🔥

でも、

街乗りだけなら必要性は低い。

サーキットで熱容量が必要になったときに、

6POTを選ぶ。

この順番の方が合理的です。


FD3Sブレーキ予算ランキング

🥇 コスパ

純正17インチリフレッシュ


🥈 バランス

4POT+330mm


🥉 スポーツ性能

4POT+340mm


🔥 サーキット

4POT+355mm


💥 本格派

6POT+355mm


FD3Sのブレーキは「予算」ではなく「用途」から決める

最後に一番大切なこと。

ブレーキを選ぶとき、

「50万円あるから50万円使おう」

ではありません。

逆です。


どこでFD3Sを走らせる?

街乗り

ワインディング

サーキット

連続周回

必要なブレーキ性能を決める

そこから予算を決める。

これが正しい順番です。


まとめ|FD3Sのブレーキ予算はこう考える

💰30万円以内

純正17インチをリフレッシュ

ローター

パッド

ホース

フルード

キャリパー点検


💰50万円前後

4POT+330mm

街乗り+ワインディング+スポーツ走行。


💰80万円前後

4POT+340~355mm

または

6POT+330mm

本格的なスポーツ走行。


💰100万円以上

前後ビッグブレーキ

本格サーキット・ハイパワーFD3S向け。


KEN97 GARAGEの結論

FD3Sのブレーキ交換は、

「一番高いものを買えばいい」

ではありません。

むしろ、

純正17インチをしっかり整備する

足りなければ4POT+330mm

さらに熱容量が必要なら340~355mm

本格サーキットなら6POT

この順番が合理的です。

FD3Sはもう新車ではありません。

だからこそ、

「速くする」だけではなく、「確実に止まれる状態を作る」

ことが大切。

ロータリーエンジンを楽しむためにも、

ブレーキまできっちり仕上げたFD3S

は最高にカッコいいと思います。🔥


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ローター・パッドの選び方を詳しく解説。


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DIXCEL・ENDLESS・Project μを、

初期制動・コントロール性・耐熱性・ダスト・鳴き・価格

で比較します。


注意事項

ブレーキは保安部品です。

本記事で紹介した価格は、2026年8月9日時点で確認できたメーカー・販売店掲載価格を基準にしています。

価格は販売店、時期、在庫、仕様によって変動します。

また、FD3Sは16インチ仕様・17インチ仕様、年式、グレード、装着ホイールなどによって適合が異なります。

特にビッグキャリパーでは、

「17インチだから装着できる」

とは限りません。

ホイール銘柄、リム幅、インセット、スポーク形状、キャリパークリアランスまで必ず確認してください。

工賃についてもショップごとの差が大きく、全国一律の価格は確認できません。

実際の作業前には、専門ショップ・認証整備工場などで現車確認と見積もりを取ることをおすすめします。

🔥 今回の記事で特に大事な数字

2026年8月時点で確認できた具体例では、

  • DIXCEL FSフロント:販売例 約41,360円
  • DIXCEL FSリア:販売例 約3万円台
  • ENDLESS MX72前後:販売例 約33,110円
  • ENDLESS ステンメッシュライン:FD3S用販売例 約29,660円
  • Biot Brembo F50 4POT+330mm:380,000円
  • Biot Brembo F50 4POT+340mm:380,000円
  • Biot Brembo F50 4POT+355mm:390,000円
  • Biot Brembo 6POT Type-R+355mm:500,000円
  • Biot リア Brembo 2POT+355mm:650,000円
  • KNIGHT SPORTS 6POT+330mm:374,000円
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