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いつかFD3S(RX-7)に乗りたい若者へ|免許を取ったら買いたい人が今から知っておくべきこと

RX-7 / FD3S

「免許を取ったらRX-7に乗りたい」

「学生のうちにFD3Sを買いたい」

「昔からFD3Sがずっと憧れだった」

もし、そんなことを考えているなら、このページを見つけてくれてありがとうございます。

FD3Sは、今の若い人から見れば、かなり古いクルマです。

3代目RX-7、FD3Sが登場したのは1991年。

そして2002年に生産終了しました。

つまり2026年現在、最後期のFD3Sでも20年以上前のクルマです。

それでも、いまだにFD3Sに憧れる人はたくさんいます。

僕もその一人です。

だからこそ、これからFD3Sに乗りたい若い人に伝えたいことがあります。

「無理だから諦めろ」ではありません。

むしろ逆です。

本当にFD3Sに乗りたいなら、免許を取る前から準備しておいたほうがいい。

この記事では、クルマに詳しくない人でも分かるように、できるだけ難しい言葉を使わずに説明します。


この記事で分かること

  • FD3Sってどんなクルマなのか
  • なぜ今でも人気があるのか
  • ロータリーエンジンって何なのか
  • 「壊れやすい」と言われる理由
  • 免許を取ってすぐFD3Sを買っても大丈夫なのか
  • 車両代以外に必要なお金
  • 学生でもFD3Sに近づく方法
  • 中古車を買うときに見るポイント
  • 最初から改造しないほうがいい理由
  • 今から準備しておくべきこと

まず結論。FD3Sは「夢」だけで買うクルマではない

いきなり厳しいことを言います。

FD3Sは、普通の中古車と同じ感覚で買うと苦労する可能性があります。

理由は簡単です。

古いからです。

エンジンだけではありません。

ゴム部品、ホース、配線、冷却系、足回り、ブレーキ、燃料系など、長い年月を走ってきたクルマだからこそ、いろいろな場所に疲れが出ます。

しかもFD3Sは、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。

マツダによれば、FD3Sは1991年に登場し、2002年8月に生産終了。

後期には13B-REWロータリーエンジンで280PSを発揮するモデルもありました。

つまり、

「20年以上前の高性能スポーツカー」

です。

だから、買うことだけを目標にするのではなく、

「買ったあとも維持できる人になる」

ことが大切です。


FD3Sって、そもそもどんなクルマ?

FD3Sは、マツダRX-7の3代目モデルです。

1991年に登場しました。

最大の特徴は、普通のガソリンエンジンではなく、

ロータリーエンジン

を搭載していることです。

ロータリーエンジンを簡単に説明すると

普通のエンジンは、

「ピストン」という部品が上下に動きます。

一方、ロータリーエンジンは、内部にある「ローター」という部品が回転します。

難しい説明をすると複雑ですが、最初は、

「普通のエンジンとは中身の動き方が違う」

くらいで大丈夫です。

FD3Sに搭載された代表的なエンジンが、

13B-REW

です。

後期モデルでは280PS仕様も設定されました。

当時としてはかなり高性能なスポーツカーでした。


なぜ今の若者にもFD3Sが人気なのか?

理由は一つではありません。

僕が思うに、大きいのはこの4つです。

① デザイン

まず、見た目です。

低いボンネット。

流れるようなボディ。

丸みを帯びたリア。

そして、FD3Sといえば特徴的なテールランプ。

今のクルマとは違う雰囲気があります。


② ロータリーエンジン

「ロータリーに乗ってみたい」

という理由でFD3Sを選ぶ人もいます。

普通のクルマとは違う。

それだけで所有する意味があります。


③ スポーツカーとしての性能

FD3Sは見た目だけのクルマではありません。

軽量・コンパクト・高出力というロータリーエンジンの特徴を生かした本格スポーツカーとして開発されました。


④ 「今しか買えないかもしれない」という気持ち

これも大きいと思います。

FD3Sはもう新車では買えません。

2002年に生産終了しているからです。

そして中古車として残っている台数も限られます。

だから、

「いつか買おう」

と思っているうちに、条件の良い個体が少なくなる可能性があります。


でも、ここからが大事

FD3Sは「車両価格=購入費」ではない

ここを知らないまま買うと危険です。

例えば、

「FDが500万円だった」

とします。

じゃあ500万円あれば買えるのか?

違います。

実際には、

  • 車両価格
  • 税金
  • 保険
  • 車検
  • 登録費用
  • タイヤ
  • オイル
  • ガソリン
  • 修理費
  • 消耗品
  • 駐車場代

などが必要です。

特に学生の場合、

「買えるか」より「維持できるか」

を考えてください。


FD3Sを買う前に覚えておきたい「3つの財布」

FD3Sを買うなら、お金を3つに分けて考えると分かりやすいです。

財布① 買うためのお金

これは車両購入費です。

2026年9月10日時点で確認できたカーセンサー掲載例では、FD3Sの支払総額が568万円、758万円などの個体が確認できます。

もちろん、これは掲載されている個体の一例です。

年式、グレード、修復歴、走行距離、整備状態、改造内容などによって価格は大きく変わります。


財布② 維持するためのお金

こちらが重要です。

例えば、

「買った直後にタイヤが終わっていた」

「冷却系に問題があった」

「ホース類が劣化していた」

となれば、追加のお金が必要になります。

だから僕なら、

購入資金を全部車両代に使わない

ことを強くおすすめします。


財布③ もしものためのお金

これが一番大事かもしれません。

古いクルマでは、

「突然調子が悪くなった」

という可能性があります。

もちろん、すべてのFD3Sが頻繁に壊れるという意味ではありません。

でも、

20年以上経過したクルマである

という現実は忘れないでください。


「FD3Sは壊れやすい」って本当?

この質問はよくあります。

答えは、

「壊れやすい」と一言で決めつけるのは正確ではありません。

です。

FD3Sの場合、

「ロータリーだから壊れる」

と考えるより、

「古い高性能車だから、状態と整備が重要」

と考えたほうがいいです。

同じFD3Sでも、

前オーナーがどう乗ってきたのか。

どんな整備をしてきたのか。

どんな改造をしているのか。

これによって状態は大きく変わります。


専門用語を超簡単に説明すると

ここで、FD3Sを調べると必ず出てくる言葉を簡単にしておきます。

オーバーホール

エンジンなどを分解して、中身を点検・交換・修理すること。

簡単に言えば、

「エンジンを一度バラして、本格的に整備する」

イメージです。


圧縮

エンジン内部で、燃料と空気をどれくらいしっかり圧縮できているかを見る重要な要素です。

ロータリーエンジンの状態を判断するときに話題になります。


冷却系

エンジンの熱を逃がすための仕組みです。

ラジエーターなどが関係します。

簡単に言えば、

「エンジンを熱くなりすぎないようにする仕組み」

です。


ブースト

ターボが空気をエンジンに押し込むときの圧力のことです。

簡単に言えば、

「ターボがどれくらい空気を押し込んでいるか」

です。


ECU

エンジンを電子的にコントロールするコンピューターです。

簡単に言えば、

「エンジンを管理している頭脳」

くらいに考えてください。


免許を取ったら、すぐFD3Sを買っていい?

ここは僕なら慎重になります。

FD3Sが悪いという意味ではありません。

むしろ、最初のクルマだからこそ慎重になってほしい。

免許を取ったばかりだと、

  • 車幅感覚
  • ブレーキの距離感
  • 雨の日の運転
  • 夜間運転
  • 駐車
  • 狭い道
  • 高速道路

など、まだ経験がありません。

そこに高性能スポーツカーが加わります。

だから、

「FD3Sに乗るな」ではなく、「FD3Sを安全に乗れる経験を作ろう」

という考え方をおすすめします。


それでも学生のうちにFD3Sを買いたいなら

僕は「夢だから諦める」という考え方は好きではありません。

むしろ、

逆算すればいい。


STEP1 まず免許を取る

当たり前ですが、最初の目標です。

まずは安全に運転できるようになること。


STEP2 FD3Sを毎日調べる

中古車サイトを見る。

整備記事を見る。

オーナーの話を見る。

ショップを見る。

そして、

「欲しい」

だけではなく、

「何にお金がかかるのか」

を調べてください。


STEP3 FD3Sの弱点を知る

ここはかなり重要です。

「FD3Sはカッコいい!」

だけではなく、

「どこが壊れやすいの?」

「どこを点検するの?」

「どんな整備が必要?」

まで勉強します。


STEP4 整備できる店を探す

これも購入前にやっておきたいことです。

FD3Sを扱えるショップが近くにあるか。

ロータリーエンジンに詳しい整備工場があるか。

困ったときに相談できる場所があるか。

これだけでも安心感が違います。


STEP5 車両代とは別に貯金する

ここが重要です。

例えば、

FDを買うための貯金

FDを維持するための貯金

を分ける。

これだけでも考え方がかなり変わります。


FD3Sを買うなら「安い個体」を選ばないほうがいい?

単純に、

「安い=悪い」ではありません。

しかし、

「安いから買う」

は危険です。

特にFD3Sは、車両価格だけでは状態を判断できません。

例えば、

  • 修復歴
  • エンジン状態
  • 冷却系
  • オイル漏れ
  • 足回り
  • ブレーキ
  • 電装系
  • ターボ
  • 改造内容
  • 整備記録

などを見る必要があります。


初めてのFD3Sなら「ノーマルに近い個体」を狙いたい

これは僕が特に伝えたいポイントです。

初心者なら、

最初から過激に改造されたFD3Sを買うより、素性が分かりやすい個体を選ぶ。

これをおすすめします。

なぜなら、

「前のオーナーが何をしたのか分からない」

という状態では、トラブルが起きたときに原因を追いにくいからです。


買った直後に改造する必要はない

FD3Sを買ったら、

「マフラー!」

「車高調!」

「ホイール!」

「エアロ!」

とやりたくなる気持ちは分かります。

僕もクルマ好きなので、その気持ちはよく分かります。

でも最初は、

乗る。

状態を知る。

整備する。

必要な部分だけ変える。

この順番がおすすめです。


「FD3Sを買うこと」より「FD3Sを維持すること」が本当のスタート

ここは覚えておいてほしいです。

中古車販売店で契約書にサインした瞬間がゴールではありません。

そこがスタートです。

エンジンオイルを交換する。

異音に気づく。

水温を見る。

タイヤを見る。

ブレーキを見る。

変な匂いがしたら調べる。

少しずつクルマの状態が分かるようになる。

これがFD3Sオーナーとしての第一歩です。


そして、FD3Sは「若いうちに乗る価値」があると思う

これは数字ではなく、オーナーとしての感覚の話です。

年齢を重ねると、

仕事。

家庭。

住宅。

子ども。

生活費。

いろいろな事情が増えていきます。

もちろん、それでもクルマは買えます。

でも、

「欲しい」と思ったときに行動できる時間

は、意外と貴重です。

だから、

「いつか乗りたい」

と思っているなら、

今日から少しずつ準備してみてください。


今、学生なら何をすればいい?

答えはシンプルです。

① 免許を取る

② お金を貯める

③ FD3Sについて勉強する

④ 整備できるショップを探す

⑤ 中古車を見に行く

⑥ 実車を見る

⑦ 整備履歴を確認する

⑧ 焦らず選ぶ

この順番です。


「いつかFD3Sに乗りたい」は、全然遅くない

FD3Sが好きなら、ぜひその気持ちを大切にしてください。

今は免許を持っていなくてもいい。

学生でもいい。

まだお金がなくてもいい。

いきなり買えなくてもいい。

大切なのは、

「いつか欲しい」で終わらせないこと。

「いつか」を、

「免許を取る」

に変える。

「免許を取る」を、

「100万円貯める」

に変える。

「100万円貯める」を、

「FD3Sを見に行く」

に変える。

そうやって具体的な行動に変えていけばいい。


最後に、FD3Sを目指す若い人へ

FD3Sは、決して新しいクルマではありません。

むしろ、かなり古いクルマです。

だからこそ、簡単ではありません。

でも、

難しいから価値がないわけではありません。

自分で整備について勉強する。

クルマの音を聞く。

異変に気づく。

ショップの人と話す。

少しずつクルマが分かってくる。

そして、自分のFD3Sで走る。

その時間は、きっと今の新車とは違う楽しさがあります。

マツダ自身もFD3Sを「軽量・コンパクト・高出力なロータリーエンジン」の特徴を生かした本格スポーツカーとして位置付けていました。2002年には最後の限定車「スピリットR」が発売され、FD3Sの生産終了が発表されています。

だから僕は、

「FD3Sに乗りたい」

という若い人に、

「古いからやめたほうがいい」

とは言いたくありません。

ただし、

「買うなら覚悟して買おう」

とは言いたい。

そして何より、

いつか本当にFD3Sのキーを握ってほしい。

その日まで、焦らず準備してください。

KEN97 GARAGEでは、FD3Sをこれから買いたい人にも分かりやすいように、実際のオーナー目線で整備やパーツ、維持について紹介していきます。


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まとめ

FD3Sは、免許を取ったばかりの人にとって簡単なクルマではありません。

でも、

「いつか乗りたい」

と思ったなら、その気持ちは大切にしてほしい。

今すぐ買う必要はありません。

まずは、

免許を取る。

お金を貯める。

FD3Sを勉強する。

実車を見る。

この4つから始めればいい。

そしていつか、

自分のFD3Sに乗って、

「昔、本当に欲しかったんだよな」

と思える日が来たら最高です。

FD3Sは、夢で終わらせる必要はありません。

計画すれば、夢を「所有」に変えることはできます。