FD3S・RX-7に乗っていると、ある日突然、
「あれ?なんか変な音がする……」
という瞬間があります。
今回、私のFD3SでもエンジンOH後の慣らし運転を終え、一度車を戻してきたタイミングで、アイドリング中に今まで聞いたことのない異音が発生しました。
エンジンはOHしたばかり。
だからこそ、
「またエンジンなのか?」
「もしかしてタービン?」
「オルタネーターが壊れた?」
と、かなり気になります。
今回は、実際にFD3Sから異音が発生したときの状況と、原因として疑った場所、点検するときに確認したいポイントをまとめます。
※この記事は私のFD3Sで発生した症状をもとにした体験談です。同じ音がしても原因が同じとは限りません。異音が発生した場合は、無理に走行せず整備工場などで点検してください。

FD3Sで突然、アイドリング中に異音が発生
まず状況から説明します。
私のFD3Sは、エンジンOH後の慣らし運転を進めていました。
最初の点検までの慣らし運転は約3,000km。
そして一度車を戻してきたところ、
「なんか変な音がする……」
という状態になりました。
異音が発生したのは、走行中ではなくアイドリング中です。
エンジン自体は動いています。
しかし、以前には聞いたことのない音が聞こえます。
FD3Sのような年式の古い車では、
- ベルト
- プーリー
- オルタネーター
- パワーステアリング
- エアコン
- ウォーターポンプ
- タービン
など、エンジン本体以外にも異音の原因になる部品があります。
そこで、まず疑ったのが補機類でした。
どこから音が出ている?
今回、まず疑ったのはエンジン本体ではなく、エンジン周辺の回転部品です。
オルタネータープーリーのベアリング
最初に考えたのが、
オルタネーター周辺のベアリング異常
です。
オルタネーターはエンジンの回転を利用して発電するため、内部のベアリングなどに問題があると、回転に合わせて異音が出る可能性があります。
特に、
「エンジン回転数に合わせて音が変化する」
という場合は、ベルトで駆動されている補機類を確認する必要があります。
ただし、今回のFD3Sでは簡単にはオルタネーターが原因だと断定できませんでした。
テンショナープーリーも怪しい
次に疑ったのが、
ファンベルトのテンショナープーリー
です。
プーリー内部のベアリングが劣化すると、
- ゴロゴロ
- ガラガラ
- シャー
- キーキー
など、さまざまな異音が発生することがあります。
しかも、エンジン本体から音が出ているように聞こえても、実際にはベルトやプーリーから音が伝わっているケースがあります。
そのため、
「エンジンから音がする=エンジン内部が壊れた」
とは限りません。
FD3Sで異音が出たときは、まず音の発生場所を絞り込むことが重要です。
パワステポンプも確認したい
FD3Sではパワーステアリング系も異音の原因として確認したい部分です。
パワステポンプやベルト周辺に問題がある場合、ステアリング操作によって音が変化することがあります。
例えば、
ハンドルを切ったときに音が大きくなる
のであれば、パワステ系統もチェック対象になります。
ただし、これだけで原因を断定することはできません。
異音は複数の部品から似たような音が出るため、実際の車両で確認することが重要です。
エアコンコンプレッサーも候補
もう一つ確認したいのが、
エアコンコンプレッサー
です。
エアコンをON・OFFしたときに異音が変化する場合、コンプレッサーや関連するベルト・プーリーなどを疑う材料になります。
異音の原因を探すときは、
「何を操作したら音が変化するのか」
を確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
一番怖かったのは「タービン」だった
そしてFD3Sオーナーとして気になるのが、
タービンではないのか?
ということです。
RX-7のタービンから異音が発生すると、
- キーン
- シャー
- ガラガラ
- 金属音
- 回転に合わせて音が大きくなる
などの症状が出ることがあります。
特に、
「以前とは明らかに違う音がする」
という場合は、放置せず点検したほうが安全です。
実際、KEN97 GARAGEでも以前、FD3Sのタービンブローについて記事を書いています。
【内部リンク:FD3Sで異音発生…まさかのタービンブロー?】
タービン系の異音について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
Power FCの電圧を確認
今回、FD3Sに装着しているPower FCでバッテリー電圧を確認しました。
表示された電圧は、
13.6V
でした。
そのため、
「オルタネーターそのものが完全に発電していない」
という状態ではなさそうでした。
ただし、電圧が正常に見えるからといって、
オルタネーターやベアリングに異常がないと断定できるわけではありません。
異音の場合は、
- 電圧
- ベルト
- プーリー
- ベアリング
- 発電状態
- 回転時の音
などを総合的に確認する必要があります。
FD3Sで異音がしたら確認したいポイント
異音が発生したときは、いきなり部品交換をするのではなく、まず症状を整理してみることをおすすめします。
チェック① アイドリングだけで鳴る?
アイドリング時から音がするのか。
それとも回転数を上げると音が大きくなるのか。
ここは重要です。
チェック② エンジン回転数で音が変わる?
アクセルを軽く踏んで回転数を変えたとき、
音の周期や大きさが変化するか
を確認します。
チェック③ エアコンONで変化する?
エアコンをON・OFFして音が変わる場合は、エアコン系統も確認します。
チェック④ ハンドル操作で変化する?
ハンドルを切ったときに音が変化するなら、パワステ系統も確認します。
チェック⑤ ベルト・プーリー周辺から聞こえる?
ベルトやプーリーの回転部分から異音がしていないか確認します。
ただし、回転部品に手や工具を近づけるのは非常に危険です。
エンジンをかけた状態で無理に確認するのはやめましょう。
FD3Sは「異音を放置しない」が大切
FD3Sはすでに生産終了から長い年月が経過しています。
そのため、
「ちょっと音がするけど、まだ走れるから大丈夫」
と考えてしまうのは危険です。
小さなベアリングの異常だったとしても、放置することで別の部品まで損傷する可能性があります。
特に、
- 金属音
- ガラガラ音
- キーンという音
- 回転数に比例して大きくなる音
- 今まで聞いたことのない音
- エンジンの振動を伴う音
などが出た場合は、早めの点検がおすすめです。
まとめ|FD3Sの異音は原因を決めつけない
今回、私のFD3SではエンジンOH後の慣らし運転を終えたタイミングで、アイドリング中に異音が発生しました。
最初に疑ったのは、
- オルタネータープーリー
- テンショナープーリー
- パワステ
- エアコン
- タービン
などです。
Power FCでは13.6Vを表示していました。
しかし、
13.6Vだからオルタネーターは絶対に大丈夫
とは言い切れません。
異音は実際に音の発生場所を確認し、複数の可能性を一つずつ潰していくことが重要です。
FD3Sは古い車だからこそ、
「いつもと違う音」=車からのサイン
として考えることが大切だと思います。
私自身も、エンジンOHをしたからもう安心……と思っていたわけですが、FD3Sとの付き合いはまだまだ続きそうです。
これからも実際に発生したトラブルや整備について、KEN97 GARAGEで記録していきます。
関連記事
FD3Sで異音発生……まさかのタービンブロー?

FD3Sエンジンブローの原因と復活までの記録

FD3Sを買ったら最初に交換したい部品10選

RX-7・FD3Sのエンジンブロー前に出る危険な症状

注意事項
この記事は筆者のFD3Sで発生した異音についての実体験をまとめたものです。
同じような音が発生した場合でも、原因が同じとは限りません。
異音が続く場合や、金属音・異常振動・油漏れ・警告灯などを伴う場合は、無理に走行せず、専門知識のある整備工場などで点検してください。

コメント
[…] 持って帰ってきてすぐ異音が発生・・・ […]